早漏は自分の自信を失います。
セックスは、男女の愛の証の1つ。
セックスは男性がリードしたい気持ちがあるので、早漏ですと男性として不能なのかと悩んでしまいますよね。
そんな早漏の改善方法を探ってみましょう。
外的方法と潜在的方法に分けて考えてみます。
早漏とは何か?
「早漏、頭ではわかっているんだけど、なかなか改善できない。」
そんな男性は多いでしょう。
何せ男性の3.5人に1人は早漏に悩んでいるといいます。
厳密に、インサート後に何分で射精すると早漏という定義はありません。
日常でセックスしていれば、そのたびごとに例えばインサートして30秒で射精だけど早漏とは言わない場合などあります。
しかし性行為する時に多くの場合に、
- 勃起して1分で射精してしまう
- インサートする前に射精してしまう
- インサートした瞬間に射精してしまう
などの状態、あるいは、
- インサートしながら射精を遅らせるなどのコントロールを自分でできていない状態
は国際的に早漏と考えられていて、海外では病気とされています。
その早漏の改善に取り組んでみましょう。
早漏の対策(1)外的改善方法
まずは、早漏の対策として、外的改善方法からご説明していきます。
誰でもできる方法ばかりなので、手軽に始められますよ。
◆思春期からしているべきだったこと
第二次性徴期を迎えた頃、特に男の子は成人男性になるために自分の身体を自分で変えなければいけなくなります。
身体的には陰毛が生えてきて、夢精をしたり、自分の身体の異変に気づき、性に関する情報を集め始めたりします。
幼子のトイレットトレーニング同様に、変に自信を無くしてしまうと、後の成長で不都合が出ます。
自分で身体を変える努力に、どのようなものがあるでしょうか。
- 包皮を自分でむく:包皮は勃起などで自然にはむかれません。自分で指を使って恐る恐るむきます。
- 恥垢を洗う:むけた時は亀頭には恥垢がたくさん付いてます。それが普段付かなくなるように亀頭を洗うようになっていきます。
- 亀頭を刺激する:オナニーで、陰茎亀頭ではなく陰茎を握ってしてしまう習慣になってしまう場合がありますが、オナニーでは陰茎ではなく、陰茎亀頭を刺激して射精する訓練をします。
- 包皮をむく習慣をつける:おしっこをする時など、包皮をむく癖をつけて、亀頭が刺激される状態を日常にし、亀頭を鍛えます。
他にもあるでしょうが、この中で知らなかったものは無いでしょうか。
男の子は女性と大人として将来肉体愛で愛し合う為に、自分の心身を積極的に改造し、準備していきます。
◆早漏改善のPC体操
早漏改善の訓練は様々ですが、一つにPC体操があります。
PC筋トレーニングには、
- 肛門開閉式トレーニング
- PC筋スクワット
- PC筋バーベルプレス
などがあります。
ここでは手軽な肛門開閉式トレーニングとPC筋バーベルプレスを紹介します。
・肛門開閉式トレーニング
肛門を締めたり緩めたりする簡単なトレーニングです。
感覚がつかめない時は自宅で肛門にパチンコ玉を挟み、肛門でパチンコ玉を外さないように力を入れたり抜いたりしてみましょう。
PC筋とは肛門と睾丸の真ん中の筋肉ですが、この体操でPC筋が鍛えられ、早漏が改善されます。
この訓練の一環に「おしっこの時に両足の親指を重点にしてかかとを浮かせて排尿する」というものもあります。
これも肛門がキュッと締まる為にPC筋トレーニングの一助になります。
・PC筋バーベルプレス
勃起したペニスに小さなタオルかハンカチを乗せ、その重りを持ち上げ10秒キープ。
ゆっくりおろしてこれを5セット行います。
自然にPC筋に力が入り鍛えられます。
重りが負担の時は勃起したペニスを5セット上下させるだけでも十分です。
◆射精の感覚をコントロール
オナニーをして、射精しそうになったところで刺激を止めて、射精したい感覚が遠のいたらまた亀頭を刺激します。
落ち着く際には腹式呼吸をゆっくりして気持ちを整えます。
この方法で早漏が改善されると言いますが、やはり陰茎ではなく陰茎亀頭を刺激した方がいいでしょう。
腹式呼吸方法は、実際のセックスの行為でもイキそうになった時に行ってみましょう。
◆副交感神経を意識する
これはつまりリラックスです。緊張状態は交感神経が優勢です。
勃起とはリラックスした副交感神経が優位な状態で起きます。
その勃起する状態の「リラックスした気持ち」を意識します。
早漏の対策(2)潜在的改善方法
早漏を治すと言っても、普段の日常生活に潜在的要因があったら肛門体操なども無意味です。
「10年後に1回できるかもしれないセックスで早漏でない為に肛門体操」とか「いつかのセックスの為のオナニーで特訓」とやっても無意味です。
年頃の男性は何かの病など理由が無ければ彼女を作ってセックスを日常でするのが当たり前です。
その行為以前の生活環境などに潜在する弊害があると、なかなかコントロールできるセックスができません。
その弊害になる潜在的要因を考えてみましょう。
◆安心してセックス・オナニーできる空間
安心してセックス、あるいはオナニーできる空間がありますか?
無ければ安心してセックス、あるいはオナニーできる空間を作る必要があります。
若いうちは本番行為をするのが不適切な環境もありますが、大人になって日常生活でセックスを営むための準備はしなければなりません。
オナニーということになりますが、そのオナニーが落ち着いてできない環境は問題です。
すべての市民が財産も満たされているわけではありませんから、二間の家に家族4人で暮らしている場合などもあるでしょう。
すると普段家族が一緒でなかなかオナニーできない状態になりますから、セックスのための心理的要因にも良くない影響が出ます。
- 「いつ家族が帰ってくるだろう」
- 「いいところでゲホゲホ咳が聞こえる」
- 「オナニーしてるのに親父が『枝豆どうだ』と呼びつける」
このような環境でオナニーしていては、いつも気持ちが焦ってオナニーしているわけですから、心理的にいつまでも早漏の状態を改善することができません。
落ち着いてオナニーやセックスできる環境は年頃になったら自立ということで主張して獲得しなければなりません。
成人男性には不適切なので独立戦争も必要な場合があります。
◆合法的に『いい人を辞める』
いい人過ぎて経験できずにいては機会をなかなかつかめません。経験が遠のき早漏につながります。
早漏とは実際のセックスという行為での「射精障害」という弊害です。行為を実際に行っているという前提で、それを改善する方法を探りましょう、という話です。
なので実際行為していることが前提ですが、例えば彼女と二人きりでムードが高まっているのに善良過ぎていては行為自体につながりません。
経験してないのですから鍛えられるべきところも鍛えられず、早漏やインポテンツになります。
もちろん合法の範囲内ですが、セックスの主導権は常識的に男性が持ちます。
- 「フェラしてあげる?」
- 「尿道口を舌先でグリグリすると気持ちいいからしてあげる」
- 「飲んでいいし口内発射していいよ」
と女性から言えるでしょうか?と言ったら普通に無理です。ここまで言えるのは金で寝られる商売系の女でしょう。
女性から「うん、このままHされたいからストッキングやぶいてむしり取ってほしい」とはなかなか言えないでしょう。
当然、「お願いオオカミにならないで」と謙虚に奥手に振舞う女性がほとんどです。
ここで「いい人過ぎて」「彼女を傷つけてはダメだ」と引きすぎては、経験できず、その為に早漏の状態につながります。
もちろん間違えば暴行ですが、分別を持って合法か非合法かの判断もできないと成人男子になっていけません。
◆適切な相手かどうか
行為しているのが自分に適切な相手か?を考える必要があります。
会話でも話がはずむ人と、何となく白けてしまう人がいます。
セックス・早漏でも同じです。
適切な相手とは心と身体両方で結ばれていく感覚があります。
波長が合うか合わないか?つまり体の相性が悪ければ、結果その相手とのセックスで1分で射精してしまうことは考えられます。
これをずるずる続けていては本当に早漏が日常当たり前になってしまいます。
若いうちは、例えばパイナップル型の攻撃的イメージのバストの女性とか、そのような相手に何が何でも合わせてしまうものです。
セクシーな女性に合わせて、セックスでも相性ピッタリで「イカすことができた」とならないと「自分は男として劣性だ」と考えてしまいます。
自分の生活空間も、友人など宛てもなく上京して、小さなおばさんだけの会社に勤めていて若い女性社員が一人だけとか、アパートの近くに一人だけという環境で、合コンやSNSで募られるオフ会に出たりするような日常の生活様式が無いと、知ってる一人だけの女性に合わせてしまって、不適切な相手とのセックスで早漏ばかりの泥沼から抜けられなくなるかもしれません。
心も体も繋がる波長の適切な女性はいるものです。狭い視点で人生すべてと考えないようにしたいものです。
波長の合う女性には、自然に「俺ちょっと射精が早くなりぎみなんだ。レッスンのように合わせてくれるかな」と言えるものです。「風邪だから今日はお粥作ってくれるかな?」と言える事と同じです。
適切な相手かを考えましょう。
◆チャンスを逃す日常習慣が身についている
チャンスを逃さない為の最低限度の生活習慣は守りましょう。
例えばいい女性とムードが突然できた。
しかし、
「歯を磨いてなかったからキスできない」
「しまった、汚れた下着だから裸見せられない」
というように、最低限の生活習慣を守れていないとセックスを実際に経験するチャンスを逃がしますし、結果早漏が日常になってしまいます。
早漏は改善できる!あなたができることから始めよう!
早漏改善方法も様々ありました。
しかし、一番重要な改善方法は「実際にセックスする」ことです。
車の運転技術も、実際に普段車で運転しているから改善されていくものです。
セックスもイメージの中だけでセックスを思い浮かべていては、肝心の身体の改善自体があり得るわけがありません。
大人になった男女の愛の証の営みにつきまとう「射精障害」ですから、適切な相手と適切な
関係の中で実際に行為していく。
これが一番の改善方法です。
1分という定義があっても、その1分は相手との相互の気持ちの基準。ですから、二人が満たされて信頼しあえているならば、1分も二人にとってそれでいいと言えるわけですね。