むくみ対策に効果的なのは漢方?サプリメント?

漢方とは、今から1500年以上前の紀元5世紀から6世紀の奈良時代に中国で行われている医学が導入されたものです。伝統的な診断方法によって、使用する生薬の選別と調合を行います。これを漢方といいます。
病気の種類や症状や体質に合わせて合うように複数の薬草を組み合わせて使います。
漢方に使われる生薬は自然界から採取された薬になるものを利用しやすく保存や、運搬に便利な形にしたものです。生薬の効果が一緒に働くことでより効果を発揮しやすくなります。
漢方はお薬とは違い自然の摂理に従って身体本来のちからを呼び覚ます、力を強めていくものです。
(未病)と言われるまだ病気として発症していないものや、病気の原因があり芽生えているもの。そんなサインを感じた方には漢方がお勧めです。
身体全体の調子を整えていくことで結果として病気を改善するのです。漢方では症状だけではなくその人がもっている体質にも重点をあてて処方します。大きく分類すると漢方では陰(いん)血(けつ)陽(よう)虚(きょ)実(じつ)気(き)水(すい)の7つの組み合わせで分類していきます。

むくみに効果的な漢方って?

1位 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
冷え性や貧血の傾向があり、月経時に不調を感じる方にお勧め
古くより「血の巡り」が関係しているとされており、女性の月経痛、月経不順、産前産後の貧血や疲労感、更年期障害、ホルモンバランスなどに効果があるとされています。
体力がなく冷え性で貧血気味の方にお勧めの漢方です。

2位 防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)
消化吸収を助けつつ、余計な水分を取り除き全身の機能を高めます。
女性にお勧めの漢方で立ち仕事やずっと座りっぱなしのデスクワークで脚がむくみやすい人の症状を改善します。肌が色白で疲れやすい人や、汗をかきやすい人。皮下脂肪の多い水太りタイプの肥満症の人にお勧めです。

3位 真武湯(しんぶとう)
冷え性や新陳代謝の低下によるむくみに効果的です。
胃の消化不良や、胃腸の働きがすぐれないことによっておこる症状に使用されます。
漢方薬自体に体を温める効果があり、腸の調子や、下痢・消化不良・風邪などの症状も改善します。
指で押しても戻らないような腰から下のひどいむくみに効果的です。

他にも体内にたまっている余計な水分を体外に排出する効果があり利尿剤として有名な五苓散(ごれいさん)や、胃腸の余計な熱を取り除き、身体の水分の循環を改善したり、便通改善効果もある防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)などもむくみにお勧めです。

漢方とサプリメントどうちがうの?

漢方はお医者さんでも処方されるお薬です。
  漢方は効き目としては2週間〜4週間で効果が出るとされていて、自然治癒力を高めるものです。
薬効成分がある植物や、鉱物、木の根や、石、蜂の巣など様々なものが原料となっており、
その人の症状や体質、改善したい症状に合わせて組み合わせたものを漢方と呼んでいます。
サプリメントなどに比べると、費用も高く使い方を誤ると漢方の種類にもよりますが、腹痛・吐き気や湿疹などの副作用が出たり、体によくない影響を与えることもあります。
サプリメントは食品扱いとなります。
安価で誰でも買えますね。半面、本当に自分にあっているもの、症状にあっているものの判断が難しいのもありますが、症状によっては、サプリメントの方が漢方よりも効果があるとされています。
また、漢方とサプリメントは意外と同じ成分が入っているのをご存知ですか?
例えば、生姜なら、漢方ではウコンやターメリックと表示されます。単体でもよく聞く言葉なので意外ですよね。
むくみの改善に漢方かサプリメントか悩んでいる方は、手軽に始められて副作用などの心配がないサプリメントから初めてみるのはいかがでしょうか?